伝統の和菓子づくり
すがやは厳選された良質の小豆のみを使用しております。
すがやの和菓子のおいしさの原点はこの小豆にあります
◎当店自慢の「八端最中」の製法から包装まで。
その一、
北海道の良質な小豆を煮詰めます。
小豆一粒一粒の形を崩すことなく、北海道産小豆の独特の風味を封じ込めたまま、じっくりと時間を掛けて炊きあげます。
まるで炭火で炊かれたように良質の小豆が一粒一粒が形を崩すことなく、しゃっきりと炊き上がっています。
「すがや」のすべての味の原点がこの良質の小豆にあるのです。
その二、
小豆を蜜づけにします。
この作業を約3~4日間じっくりと時間をかけて蜜づけにします。
その三、
茹で上がった小豆を練り上げます。
小豆の美味しさを更に引き出すために、小豆をねりあげます。かくはんすることによって、空気と触れた小豆の胚のでんぷん質が小豆本来の風味を倍加させます。
練り上げている間も常に目を離すことはできません。
「季節・湿度・温度」のすべてに気を配り、長年の経験から練り上げる時間を考えます。
練りあがったあんを型に移します。
あんの流れ落ちる様子から練り具合を、立ち上がる湯気からあんの香りを確かめています。
これで、約1000個分の八端最中のあんこが出来上がります。
その四、
完成したあんを最中に詰めます。
完成したあんこは、すがやのすべての和菓子に使用されます。
明治25年からの伝統のおいしさは、この独特なあんの製法によって守り続けられています。